「子育てが楽しいって本当?自分だけが楽しめていないのでは…」このような不安を感じていませんか?
理想と現実のギャップに悩み、SNSで見る他の親子の楽しそうな様子と比べて落ち込んでしまう方も多いでしょう。
私自身も子育てを始めた頃は完璧な親でなければと思い込み、日々の大変さに子育ての楽しさを見失いそうになった経験があります。
この記事では子育てが楽しいと思えない理由から、日常のなかで感じられる5つの幸せな瞬間や心の余裕をつくる具体的な方法まで、3人の子どもを育てる私の体験を交えて紹介します。
子育ての楽しさは特別なイベントにあるのではなく、何気ない日常のなかに隠れているものです
この記事を読めば子育てに対する見方が変わり、親子で過ごす時間を楽しめるようになるので参考にしてください。

「子育てが楽しい」と感じている親に共通する考え方

子育てを楽しめるようになるには、特別な才能や完璧な環境が必要なわけではありません。
子育てを「楽しい」と感じている親たちは、日常のなかにある小さな幸せを上手に見つけているようです。
以下は、子育てを楽しんでいる方々へのアンケートで寄せられた声です。
- 勉強や遊び、会話を子どもと一緒に楽しむようにする。日々成長を感じられてうれしくなる
- 子どもができることに目を向ける
- 何事も笑いに変える
- わが子でも別人格と常に自分に言い聞かせる。子どもには自分の人生を選ぶ権利がある
- 子どもを思い通りにコントロールしようとしない。うまくいかないし、お互いに疲れる。じっと見守っていると、いつの間にかいい方向に向かっていることも
親の視点や考え方次第で、子育ての感じ方も大きく変わることがわかります。
無理に楽しもうとしなくても、子どもの成長や関係性のなかにある今だけの瞬間に目を向けると、自然と幸せを感じられる場面が増えるでしょう。
「子育ては楽しい」につながる!何気ない日常で感じた幸せ5つ

「子育ての楽しさ」と聞くと、誕生日や旅行などの特別なイベントを思い浮かべるかもしれません。
子育てをしてみると、日常のなかにも多くの幸せがあるとわかります。
さりげない日常のなかにこそ、心がほっと温まるような幸せが隠れているのです。
ここでは、子育ての日常のなかでふと気づいた、5つの幸せな瞬間を紹介します。
1. 子どもとの会話中の突拍子もない発言
子どもと会話をしていると、突拍子もないことを突然発言するため、思わず笑ってしまいます。
私が最近笑ってしまった発言を紹介します。
- ゴジラとチーターだったらどっちが強いかなー?
- 原始人はお風呂に入ってたんかなー?
- 僕は筋肉マッチョだから強いよ!
筋肉マッチョと公言している次男ですが、体型は細身体型です。
大人同士の会話では生まれない、おもしろさが子どもとの会話にはありますが、忙しいと子どもとの会話を聞き流してしまいがちです。
だからこそ、私はほんの少しでも手を止めて、子どもの言葉に耳を傾けるようにしています。
たとえば、家事をしているときに息子に話しかけられても、以下のような簡単な返事をしてあげるだけでも子どもは喜びます。
- えぇーすごいじゃん!
- それでどうなったの?
- なんでそう思ったの?
- それはおもしろいねー!
何気ないやりとりが、子どもとの会話を楽しいものにしてくれるのです。

子どもとの会話には、思いがけない発見や笑いがあふれています。
つい流してしまいそうな一言も、思い出せば心温まる宝物になるかもしれません。
2.「全力の遊び」で引き出せる最高の笑顔
子どもは遊びに対していつも全力で、楽しく遊んでいるときの笑顔は親を癒してくれます。
私が全力でつき合った子どもとの遊びは、以下のとおりです。
- 公園でひたすら鬼ごっこ
- 昆虫・トカゲ探し
- 自転車でサイクリング
- すべり台のくりかえし
- ゴジラごっこ
子どもは夢中になると、時間を忘れて遊び続けます。
その姿は微笑ましく、見ているこちらまで笑顔になります。



全力で子どもとの遊びにつき合うと意外とハードで、親は汗だくです。
それでも、子どもの満足そうな笑顔を見ると「また一緒に遊ぼう」と思えるから不思議です。
3. 寝顔を見ながら「今日の自分」を静かに認める時間
1日を全力でやり終えた子どもの寝顔を見つめる時間は、親にとって特別なリセットの時間です。



今日は怒りすぎてしまったかな?



もっと会話を聞いてあげればよかった!
日中の後悔や仕事であった嫌なことも、穏やかな寝顔の前では不思議と浄化されていきます。
私は夜型の仕事スタイルなので、子どもを寝かしつけてからも活動します。



子ども穏やかな表情を見て「子どものために頑張るぞ!」と自分を奮い立たせられます。
たとえ反省の多い1日でも、子どもの寝顔が「大丈夫」と背中を押してくれる気がします。
子どもの寝顔を見つめる時間が、親にとって一番のご褒美かもしれません。
4. ふとした瞬間に見せる子どもの成長
子どもの成長は非常に早く、ふとした瞬間に成長を感じられるときがあります。
たとえば、以下のような場面で子どもの成長を感じることがあります。
- これまでできなかったことを、何も言わずにやっていたとき
- 他人の気持ちを考えた言動が見られたとき
- 思いがけない視点や発想にハッとさせられたとき
以前、長男の成長を感じられたエピソードがありました。
アイスを食べ終えた長男が、黙ってアイスのカップを洗っている姿を見かけました。



そのまま捨てたらゴミ箱が臭くなるから、洗ってくれているの?偉いね!
声をかけると、思いがけない返事がありました。



違うよ。汚かったら、ゴミを集める人が嫌でしょ?だからきれいにしているんだよ!
話を聞くと祖父がゴミ回収センターで働いているのを知って、祖父のために汚れたゴミを出したくないというのです。
親バカかもしれませんが、長男の発言を聞いて「優しい子に成長してくれたな」と嬉しくなりました。
子どもの優しさや成長に触れられる瞬間があるからこそ、子育てはかけがえのないものだと実感します。
5. 子育てで見えた、パートナーへの尊敬の気持ち
父親として子育てに関わるようになると、これまで見えていなかったパートナーのすごさに気づかされます。
以前までは私が仕事に行っている間、妻は一人で3人の子どもを見てくれていました。
朝から晩まで子どもたちの食事や着替えに追われ、保育園や学校に行っている時間は働き、お迎えに行って寝るまでは休憩がない状況です。



在宅で仕事をしながら一緒に過ごすようになって、初めて大変さを感じました。
Webライターとして育児と仕事を両立させるようになり、パートナーへの感謝と尊敬の気持ちが強くなっています。
子育ては、夫婦というチームの絆を再確認させてくれる、素晴らしい機会だと感じています。
多くの親が「子育ては楽しい」と思えなくなる理由


子育ての現実は、想像以上に手がかかる場面が多いと気づかされます。
多くの親が「楽しい」と感じられなくなるのは、自然なことでしょう。
子育てが楽しいと思えなくなる理由は、以下の3つです。
楽しいはずの子育てが苦しく感じられるのは、決してあなただけではありません。
子育てを楽しめなくなる原因を確認しましょう。
思い描いた子育てと現実の違い
子どもが生まれる前は、新しい命の誕生に胸を躍らせ、子どもとの生活を楽しみにするものです。
しかし、子育てが始まると、現実は想像以上に大変です。
- 理由のわからない夜泣き
- イヤイヤ期の抵抗
- 片付けてもすぐに散らかる部屋
少し息抜きにSNSを開くと、きれいな部屋で微笑む親子や見事なキャラ弁が投稿されています。
自分の現実とのギャップに、思わず気持ちが沈んでしまうこともあるでしょう。
理想と現実のギャップに「自分はダメな母親・父親なのでは?」と、知らず知らずのうちに自分を責めてしまうのです。
自分のことが後回しになる生活
子育てを始めると我が子が優先という考えになってしまいます。
子育ては、終わりのないタスクの連続です。
毎日以下のような状況に追われます。
- 食事の準備
- 後片付け
- おむつの交換
- 寝かしつけ
- 遊び相手
子育ては24時間365日、一つ終わればまた次、とにかく休む間もありません。



自分の時間はほとんどなく、気づけば1日が終わっています。
日中に一人で子育てを担う場合は、心身ともに疲弊しがちです。
自分のすべてを子どもに捧げる毎日に、楽しさを見出す余裕がなくなってしまうケースは多いです。
支え合いたいのにかみ合わない夫婦関係
子育てが「楽しい」と思えなくなる背景には、日々のストレスや疲れだけでなく、夫婦間のすれ違いも影響しています。
たとえば、育児や家事に対する価値観や役割分担の認識がズレていると、思うように協力し合えずストレスを抱え込んでしまう場合も少なくありません。



もっと積極的に協力して欲しい!



手伝っているのに!
価値観や役割分担の認識のズレで夫婦の会話が少なくなり、お互いをねぎらう言葉さえ減ってしまいます。
協力し合いたいはずの夫婦が、いつの間にか「かみ合わない関係」となり子育ての喜びを感じにくくなってしまうのです。
「子育てが楽しい人」に共通する心の余裕の作り方


子育てを楽しんでいる人は、特別な才能を持っているわけではありません。
少しだけ考え方を変え、心の余裕を持つ工夫をしています。
誰でも今日から真似できる、3つのヒントを紹介します。
1. 親も子どもから学ばせてもらっている
子育てを経験すると、子どもが親の姿から学んでいるのと同じように、親である自分も子どもから多くのことを教えられていると気づかされます。
無邪気な発想や率直な疑問、全力で頑張る子どもの姿に、大人も学ばせてもらっているのです。



完璧な親になろうと自分を追い詰める必要はありません。
親も子どもと一緒に成長していけばいいのです。
私は親子で学び合い、支え合いながら進んでいくことこそが家族のかたちだと感じるようになってから、子育てを心から楽しめています。
2. 子ども中心ではなく、自分も楽しむ子育てをする
「子どものために」と、親が自分の「好き」を我慢する必要はありません。
親が楽しんでいる姿を見せれば、子どもの心の安定にもつながり、一緒に楽しもうとする気持ちも自然と生まれます。
私自身も筋トレが趣味なので、最近は子どもの前であえてトレーニングするようにしています。



パパ!何をしているの?



僕もやってみたい!
自然と子どもとの会話も増え、体を動かしながら楽しくコミュニケーションが取れるのが嬉しいです。
最近、恐竜に夢中な次男と一緒に、私が子どもの頃に大好きだった『ゴジラ』のDVDを観ました。



次男も好きになってくれたため、親子で同じものを楽しめる喜びを実感しています。
親が自分らしく楽しむ姿は、子どもにとって安心できる環境そのものです。
自分の「好き」も大切にしながら、子どもとのかけがえのない時間を楽しんでいきましょう。
3. 夫婦で育児の悩みを話せる時間をつくる
育児の悩みやストレスは、一人で抱え込むとどんどん大きくなってしまいます。
夫婦で共有しながら子育てすることが大切です。



〇〇の将来が心配で悩んでいるの…



どんなことが話してみて!
たった5分でもかまいません。意識的に夫婦で向き合う時間を取ってみてください
とくに子どもと生活している時間が多い母親は、子どもの悩みにナイーブになりがちです。
話を聞いてあげるだけでも、母親は楽になります。悩みを言葉にするだけで、心はずっと軽くなります。
まずは「聞くこと」から、夫婦で歩む子育てを始めてみましょう。
「子育てが楽しい」に関するよくある質問


ここでは、子育てをしているなかで多くの方が感じる疑問や不安についてお答えします。
子育てはいつが1番しんどいですか?
言葉での意思疎通が難しく、自己主張が強くなる「魔の2歳児」やイヤイヤ期を挙げる人が多いです。



しかし、新生児期の寝不足や小学生以降の友人関係の悩みなど、大変さの種類は人によってさまざまです。
育児の大変さは時期によって変わります。
育児は体力的に大変な時期から、子どもが成長するにつれて精神的な悩みへと変わっていきます。
「大変さにも段階がある」と知っておくだけで、今のしんどさを受け入れやすくなるかもしれません。
子育てはいつから楽しくなる?
「○歳になったら急に楽しくなる」という明確な境界線はありません。
しかし、多くの親が楽しさを感じるようになるきっかけとして、以下のような時期が挙げられます。
- 言葉でのコミュニケーションが取れるようになる頃
- 子どもの反応が豊かになり、一緒に笑い合えるようになったとき
- 少しずつ身の回りのことができるようになり、親の手が離れる時間が増えたとき
楽しさは誰かから与えられるものではなく、日常のなかに「見つける」ものです。



子育ての楽しさは、ある日突然やってくるものではありません。
ふとした瞬間に感じる幸せを大切にすれば、子育ての時間が愛おしく感じられるはずです。
肩の力を抜いて子育てに「楽しさ」を見つけよう


今回は子育ての楽しさを日常のなかから見つける方法について記事を書きました。
子育てを始めた頃は完璧な親でなければならないと思い込み、理想と現実のギャップに悩まされることが多いです。
自分の時間がなくなり、夫婦のすれ違いも重なって、楽しさを見失ってしまいがちです。
子育てを経験すると、当たり前の毎日のなかにたくさんの幸せがあることを実感します。



完璧な親になろうと肩に力を入れる必要はありません!
子どもと一緒に成長していく気持ちで、自分も楽しむ姿勢を大切にし、夫婦で悩みを共有する時間をつくることが大切です。
特別なイベントではなく、何気ない日常のなかにこそ子育ての本当の楽しさがあります。
肩の力を抜いて、親子で歩む時間を心から楽しんでいきましょう。